
母が「めまい」に似た症状を訴えるときは、必ず見えない世界の原因がある。その原因はほとんど同じ種類のものである。
実家に行って母の様子を見れば、影響を受けるような人が訪問してきたか、あるいは電話をしてきたと分かるくらいだ。時には物からの影響が発見される時もある。
何であれ体に起こる症状は『自然』からのメッセージであること、影響を受けてしまうような自分であること、ワクワクした未来志向の楽しい日々を過ごしていないことなどを母に話していると、その症状は治まっていく。
自分の原因を知ってそのことを受け入れれば症状が治まるという経験を数えきれないほど積んできたおかげで、すべて自分次第なのだという自信も身についてきた。
しかし、すべては自分次第なのだけれど、車の運転をやめて行動範囲が小さくなり、人との交流が縮小した高齢者をみていると、世間一般で言われているような“常識的な生き甲斐”ではなく、自らが見つけ出した“本音の生き甲斐”をできるだけ早く見つけておくことが大事だと教えられる。
子や孫から与えてもらう一時的な幸福感は、それを与えてくれる人への依存にも繋がる。
何歳になっても精神的な自立と成長を続けたい。
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