
かつての自分は、身を粉にして一生懸命、疲れ果てるほど頑張ることが良いことだと思っていた。毎日のスケジュールを精一杯こなし、疲れていらいらして、何もかも人のせいにして、気づいたらいつのまにか歳をとり、自分は一体何に向かって全力疾走しているのか全く分かっていなかった。自分は本当に間抜けだったと思う。
このままでは必ず後悔する、なにかが間違っていると気づいて180度方向転換するにあたっては、試行錯誤、紆余曲折の過程で多くの人に違和感を与え、時には自分の不器用な説得が何かの宗教にハマってしまったと思わせたかもしれない。
かつて私と縁があった方々の中には辛い思いをさせてしまった人、いやな気分にさせてしまった人が沢山いるはず。その方々には本当に申し訳ない気持ちで一杯である。
また逆に、滅多にいなかったけれども、私に辛辣な言葉、耳の痛い本音を言ってくれた人たちの存在は今から思えば宝物だった。
もしこの先、何らかの人間関係トラブルや経済や健康の悩みが生じても、それは100%自分に起因していると認めることができる。そしてその解決は全て自分でできると言い切れるまでになれたのは、これまで出会った人々のお陰である。
みなさま、お許しください、そしてありがとうございます。
コメントをお書きください